THE BOP Initiative

TOYOTOMIのBOPへの取り組み 

〜安心・安全な燃焼器具を届けたい〜

トヨトミのBOP ビジネスのきっかけは、2007年まで遡ります。当時、南アフリカに訪問した際、粗悪な作りをした石油コンロや薪や牛糞など原始的な燃料を用いて調理をするといった、不自由な生活の実態を目の当たりにしました。私たちは、当社の企業理念である「社会への報恩」に基づき、新興国・途上国の社会課題解決の為、トヨトミの高い技術・品質によって製造された安全な調理用石油コンロをBOP 層の人たちにも普及させたい。そんな想いから、BOP コンロの開発に向け本格的に取り組みはじめました。

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BOPとは

経済用語で「Base of the Economic Pyramid(経済ピラミッドの基盤)」の略語で、発展途上国で年間収入が$3000以下(年間約30万円)で生活している人を指します。
BOP層の人達は全世界70億人の中で45億人が該当すると言われ、BOPビジネスはBOP層を対象とした事業を展開していく事です。

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新興国・途上国にトヨトミの商品を届けていただくBOPビジネスパートナー企業を募集しています。

BOP層の現状

世界人口のうち、約15億人が電気の無い生活を、約27億人が生物由来の燃料で生活しています。

現在、地球上には約15 億人が電気の無い生活しており、約27 億人が調理や暖房として、主に木材、バイオマス、牛糞、炭や灯油を使用して生活しているといわれています。燃料の薪などを集めるため学校に通えない子供や、重い薪を遠くまで運ぶために背骨を損傷するなどの健康被害を受ける女性たちも多く、彼らは毎週多くの時間を生産性のない労働に使っています。またBOP 層に該当する人々は、1 日1 ドル以下で生活をしており、その日暮らしの人々が多く存在しています。

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社会課題の解決に向けて

BOP層の呼吸器疾患の死亡数400万人。その要因は粗悪な石油コンロなどによるものでした。

BOP 層の調理方法で、主に使用されている燃料は、原始的な薪・牛糞・石炭、調理器具は自作のかまどや現地製石油コンロを使用している家庭が多くあります。
WHO(世界保健機関)の統計によると、呼吸器疾患が原因により全世界で年間400万人が亡くなっていると言われています。この要因の一つとして、原始的な燃料による調理や、品質の悪い現地製石油コンロを用いて調理を行ったことがあげられています。燃焼中に人体に有害な排気ガスが発生し、近くにいる調理者がガスを多く吸い込み病気になってしまう事例もあり、たき火で料理するお母さんに背負われた5歳以下の女の子の肺がんにかかる率はそうでない場合の約6倍になるともいわれています。病気になると通院するお金、さらには品質の悪い現地製の調理用石油コンロの場合、すぐに故障して修理をするお金が必要となりますが、1 日1 ドル以下で生活するBOP 層の人々にとっては、そのお金を捻出する事は容易ではありません。こうしたBOP 層の生活問題や健康状態の改善に向けて、当社の石油燃焼機器のうち石油コンロが協力できるのではないかと考え、「BOP コンロ」の開発へつながりました。

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トヨトミの取り組み

BOP層の方々の健康と生活を考え開発したBOPコンロ

新興国・途上国の生活問題や健康状態の改善に向け、トヨトミでは健康面はもちろん安全性が高く、BOP層の方々の経済面を考慮したコンロを開発しています。当社の石油コンロは現在使用されている現地の製品に比べ、生活を豊かにするような製品ではありますが、BOP層の方々にとってはすぐに手が出るような価格ではないのが現状です。今後、BOP層の方々がお求めやすい価格にするために、日々、研究・開発を行っています。

【健康面のメリット】

■排気ガスが全く発生しないため病気の心配が無く、通院費用も不要に。

【安全面のメリット】

■2重タンクによる転倒時燃料流出を防ぎ、火災などによる被害を防止。
→ 途上国の防災環境の低さを考えると、安全性の向上は重要な課題です。

【生活面のメリット】

■高い品質材料により製品耐久性が向上し、修理や買い替えのリスクを減少。

■途上国の経済事情に合わせた安価な価格設定。

■燃焼部の構造により燃焼効率の高い青火燃焼。

活動事例

インド地域、アフリカ地域、各地域で暮らしを変えるTOYOTOMIのBOPコンロ

TOYOTOMI BOP① :インド共和国

現地主婦グループによる普及活動で販売を拡大。

インドでは、石油コンロの普及を進めるため、国内の女性の力、特に主婦を巻き込んだ新たなビジネス方法を展開しています。現地NGO や社会団体の協力を得て、インド特定地域で、複数人の主婦からなるグループを構成し、対面販売を行う等小さな販売活動から始めています。それぞれのグループに数人のリーダー格となる人を育成し、リーダーを通じて、当社の石油コンロを購入した場合のメリット等を消費者に浸透させるPR 活動で販売へとつなげています。また、主婦に対しての雇用機会を生み出す事により、家庭への収入を増やし、生活改善の一端を担う事も目的としています。

インド共和国DATA

人口:1,198,003,000人(世界2位)
首都:ニューデリー
言語:ヒンディー語、英語、
   その他複数の各州公用語
面積:3,287,590k㎡(世界7位)
BOP人口:1,033,900,000(世界2位)

TOYOTOMI BOP② :ナイジェリア連邦共和国

現地販売パートナー企業と共に販売エリアを拡大中。

アフリカ地域においては石油コンロの需要は大変多く、南アフリカでは200 万台、ナイジェリアでは400 万台等の現地製品をはじめとする多くの数が実際に使用されています。現在ナイジェリアを中心に販売活動を展開。製品アピールの為、PRポイント等を記載したペナント等を作成するなど、街中での宣伝活動を行っています。ナイジェリア現地販売パートナー企業と共にナイジェリア国内での販売拡大を目指しています。ナイジェリア以外にも多くのアフリカ地域で可能性を秘めていますので、地域拡大も目指しております。

ナイジェリア連邦共和国DATA

人口:158,423,182人(世界7位)
首都:アブジャ
言語:英語
面積:923,768k㎡(世界31位)
BOP人口:121,000,000(世界5位)

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活動の報告書を一覧にてご欄いただけます。詳しくはこちら

BOP層の生活問題や健康状態の改善に貢献するトヨトミの「BOPコンロ」。対象となる約27億人のBOP層の方々に対し、一企業としての取り組みでは限界があり、一部地域のみにしか展開できないのが現状です。世界中のBOP層の方々に価値ある「BOPコンロ」をお届けするために、私たちトヨトミでは、普及・販売活動を担って頂けるビジネスパートナーを求めております。世界中の「より良い暮らし」の実現に向けた、グローバルな価値創造を私たちとともに追求していきませんか。

当社活動に興味等ございましたらお気軽にお問い合わせください。
お問い合わせに関しましては当社海外ページから問い合わせいただけます。